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荊防敗毒散エキス細粒G「コタロー」の 医師の処方解説(漢方体験談)

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荊防敗毒散エキス細粒G「コタロー」

医師・薬剤師  医師・薬剤師の処方箋解説

ここに記述した文書は、すべて医師または薬剤師の漢方薬処方箋解説です。医薬品購入使用者の口コミ情報ではありません。

【荊防敗毒散の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤をお奨めします。

1〈吹出物〉

治例図

20歳 女性。
熱をもった吹出物(足のつけ根、腋など)が出来やすく繰り返す。12月頃より、顔、頬より下に吹出物が出来た。
腺病質の体質である。肩こりがあり、手足やお腹が冷える。月経困難がある。
荊防敗毒散を、はじめの10日間は、朝昼晩の3回服用していただいた。顔の吹出物はなくなり、新しい吹出物が出来なくなった。黒くうっ血していた部分が散ってきて、目立たなくなってきている。その後、朝晩2回の服用を継続している。

現代病名:吹出物

2〈足の裏の膿〉

治例図

17歳 女性。
足の裏に3×2cm大の膿が溜まった。おそらく、ばい菌が入ったためにできた化膿性皮膚疾患で、病院の皮膚科に診て貰ったところ、ステロイド軟膏を出されたとの事。
そのお客さんはそれを塗りたくないとの事で相談に来られた。荊防敗毒散(1日3回)とサメの肝油製剤(1日4回~5回)をお勧めし、服用してもらったところ、3日目に患部が小さくなり、1週間で治った。

現代病名:足の裏の膿

3〈手の湿疹〉

治例図

30歳 女性。
以前、ファーストフード店で働いていた時に、手に油が飛び、湿疹が出来たので皮膚科を受診。ステロイド剤を処方されたが、一向に治らないため来店された。
1年間ステロイド剤を使用してあざがついてしまっている状態で、湿疹も腕全体にあちこちと移動していた。風湿邪と判断し荊防敗毒散を1週間日は1日3回、2週間目以降は1日1回服用していただいたところ、湿疹が改善された。また、瘀血による肩こりもあったので桂枝茯苓丸を併用した。

現代病名:手の湿疹

4〈気管支の痛み〉

治例図

40歳代 女性。
喉の下の方、気管支のあたりの梅核気と灼熱感を訴えられて来店された。ロキソニンなど鎮痛剤を服用すると少し楽にはなるとの事。はじめは黄連解毒湯を主に服用していただいていたが、荊防敗毒散を6日間服用してもらったところ、痛みがとれた。
声枯れが残ったので、その後は麻黄附子細辛湯と甘草湯を服用してもらっている。

現代病名:気管支の痛み

5〈急性化膿性湿疹〉

治例図

35歳 女性。
身長165㎝、がっちりした体格。のぼせがあり、ヒステリックな感じがする方である。首まわりの急性化膿性湿疹。赤くて大きいもので、かゆく、見た目は汚い感じがする。病院に2週間通ったが全く改善しなかったため来店された。
十味敗毒湯より清熱作用と排膿作用が強いことを期待して荊防敗毒散を1日3回、黄連解毒湯を1日朝、晩2回服用していただいた。1週間後に来店された時、かゆみと化膿がとれて細かい赤みだけが残った様子。荊防敗毒散だけにして3週間服用していただくことで、湿疹が徐々に消えていった。人に見せられないような湿疹だったが、細かいものだけ残って、かゆみも取れて喜ばれた。1ヵ月経った現在も継続して服用中である。

現代病名:急性化膿性湿疹

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