ここに記述した文書は、すべて医師または薬剤師の漢方薬処方箋解説です。医薬品購入使用者の口コミ情報ではありません。
【清暑益気湯の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤をお奨めします。
Yさん(65歳・女性)は、年齢のせいか、このところ夏の暑さがこたえるようになりました。
その年は特に疲れやすくて、暑い日には全身がだるく、氷やお茶
などしか体が受け付けませんでした。
気持ちもなえてしまって、すがるように、日ごろ健康相談をしている近所の漢方薬局を訪ねると、「単なる夏バテですから心配ないですよ」と、清暑益気湯を勧められました。これを飲むと、数日で体に元気がつき、しっかり食事が取れるようになったということです。
現代病名:夏バテ
出典:「漢方LIFE」 発行所:DeAGOSTINI(2005) 担当医師アドバイス