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ウチダ 黄連湯 煎じ薬の 医師の処方解説(漢方体験談)

胃部の停滞感や重圧感、上腹部痛、悪心、嘔吐、食欲不振、口内炎に

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ウチダ 黄連湯 煎じ薬

医師・薬剤師  医師・薬剤師の処方箋解説

ここに記述した文書は、すべて医師または薬剤師の漢方薬処方箋解説です。医薬品購入使用者の口コミ情報ではありません。

【黄連湯の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤をお奨めします。

1〈急性胃腸炎〉

治例図

和泉屋市兵衛の妻40歳代。

暑気に感じて、嘔吐腹痛、心下煩悶している。

そこで黄連湯加茯苓を与えたと ころ、病状は大いに安定した。しかし患者は数年来個疾があって、腋下より心下に衝逆して痛み、痛むときは 酸苦水を吐すこと数合に及び、甚しいときは飲食口に入ることができない。或は朝の食事を暮れに吐し、腹中 雷鳴して大便秘し、或は心下急痛して背に徹するという。

苓桂甘棄湯に起廃丸を兼用し、また解急蜀傲湯など を与えて快方に向った。

弁証論治 大腸湿熱  

現代病名:急性胃腸炎

2〈魚の中毒〉

治例図

魚屋の樋口某が、魚肉を過食して心腹疼痛甚しく、死せんばかりの苦しみであった。

備急円を与えて吐利数回すると少し快方に向つた。そこで黄連湯を与えてよかった。

ところが、ある夜大いに嘔吐を発し、飲食は全く口に納れることができなくなった。このときは甘草粉蜜湯を服さしめて嘔吐がようやく治った。

現代病名:中毒症

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