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銀翹解毒散エキス細粒の 医師の処方解説(漢方体験談)

風熱表証のかぜによる発熱・咽喉(のど)の痛み・口(のど)の渇き・咳(せき)・頭痛に

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銀翹解毒散エキス細粒

 EBM

【銀翹散の臨床効果に関する・エビデンス】…根拠に基づく医療(Evidence-Based Medicine)です。

1〈インフルエンザ〉患者数:18

高熱があり、インフルエンザと診断された18人(5~35歳)に銀翹散を1日3回投与した。

ポイント:インフルエンザ その結果16人は24時間以内に37.4℃以下に。残りの1人は48時間以内、もう1人は72時間以内に熱が下がり、1週間以内のぶり返しはなかった。

参考文献:第59回日本東洋医学会学術総会講演要旨集2008

医師・薬剤師  医師・薬剤師の処方箋解説

ここに記述した文書は、すべて医師または薬剤師の漢方薬処方箋解説です。医薬品購入使用者の口コミ情報ではありません。

【銀翹散の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤をお奨めします。

1〈咽頭部腫痛・発熱〉

治例図

患者:男性、32歳。

主訴:咽頭部腫痛・発熱、1日

現病歴:昨日、少し悪寒があり、全身に不快感を覚えたが、仕事が忙しかったので、そのまま勤務を続けた。今朝、起床後から咽・喉頭部が腫れて痛む。咳漱・発熱・軽い悪風と悪寒。全身の関節がだるく痛む。無汗・口渇・頭痛・鼻閉・食欲不振などの症状がみられる。小便はやや黄色、大便はほぼ正常である。

舌診:舌尖紅・苔薄微黄

脈診:浮数

体温:39.2℃

定位:表とする。発熱・微悪風寒・無汗・全身がだるい・脈浮などは外邪が衛表を犯したことが原因になって生じた臨床症状である。

定性:風熱とする。発熱・微悪風寒・口渇一因喉の腫痛・舌尖紅・苔薄黄・脈数などは風熱の症状である。

弁証:風熱表証(衛分証)

治法:辛涼解表

方意:銀翹散
現代医学の研究では、本方は解熱・発汗・抗菌・抗ウイルスなどの作用があると考えられている。
金銀花・連瓢・板藍根・蒲公英・貫衆……清熱解毒。抗細菌・抗ウイルス・消炎に効果を発揮する。
桔梗・甘草`芦根……咽喉に対する清理作用。
荊芥・薄荷・蒐活……発汗解熱・解表などの作用。
全体として辛涼解表、清熱解毒に効果が期待できる。

弁証論治 風熱表証(衛分証)  

現代病名:咽頭部腫痛・発熱

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