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コタロー 加味逍遙散料 エキス細粒の 医師の処方解説(漢方体験談)

女性特有の病気に効く漢方の名薬

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コタロー 加味逍遙散料 エキス細粒

 EBM

【加味逍遙散の臨床効果に関する・エビデンス】…根拠に基づく医療(Evidence-Based Medicine)です。

1〈更年期症候群と卵巣摘出症候群〉患者数:42

●対象:不定愁訴を主訴に受診した患者で、器質的疾患を除外した42例(更年期症候群26例、卵巣摘出症候群16例)、平均年齢50歳。

●方法:加味逍遙散を8週間投与した。クッパーマン閉経期指数で30%以上減少、指先容積脈波高回復時間で波高回復時間が15%以上減少したものを有効とした。

ポイント:脱落14例、4週目の有効率は28例中6例(21.4%)、8週目の有効率は28例中14例(50%)であった。

参考文献:産婦人科漢方研究のあゆみ,12:79-85,1993.

医師・薬剤師  医師・薬剤師の処方箋解説

ここに記述した文書は、すべて医師または薬剤師の漢方薬処方箋解説です。医薬品購入使用者の口コミ情報ではありません。

【加味逍遙散の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤をお奨めします。

1〈更年期障害〉

治例図

38歳、主婦。
子どもは2人であるが、人工流産の経験がある。生理不順イライラして、不眠となり、夫婦げんかもときどきするという。体もだるく、仕事をするのがいやで家出したいくらい苦しいと訴える。肩こり、頭重、めまい、便秘、食欲不振、倦怠感など不定愁訴がそろっていて、加味逍遙散証の教科書のような人である。回方を服用して、半月ほどですっかり元気になり、冗談もいえるほど明朗になった。

現代病名:更年期障害

2〈性生活の不調〉

治例図

51歳のA子さんは、閉経して半年になりますが、閉経したら愛液の出方がぐっと減るのでしょうかを質問されました。
閉経すると女性ホルモンの分泌が少なくなりますから、当然愛液の分泌も減少してはいますが、ある日突然ばったりなくなってしまうということはなく、徐々に枯れてゆくものです。A子さんは分泌の減少の他にポーツと顔がのぼせて、そのあと汗が出て寒くなるいわゆる冷えのぼせがあり、足先が冷たく暖めてもなかなか温まらないといいます。足先からお腹まで冷やさないようにすること、食事や飲物に注意することとともに、加味逍遙散をのんでもらいました。1ヶ月ほどたって冷えのぼせが軽くなり、足も温かくなってさましたら、愛液の分泌もよくなり、ほっとしましたと喜ぶと同時に、「冷え」の恐ろしさを痛感しましたといわれました。

現代病名:性生活の不調

3〈夢の中でもイライラする〉

治例図

Hさん(60歳・女性)はイライラして落ち着かず、眠りも浅く、夢の中でもイライラするほどでした。毎年、春先になると、1日に3回ぐらいイライラして、精神不安に襲われます。病院では特に異常はないといわれ、漢方専門の薬局に相談に行きました。
薬剤師から「夢を見ずに眠れるようにしましょう」といわれ、加味逍遙散と就寝前にだけ服用する桂枝加竜骨牡蛎湯を処方されました。その後、半年たった今では、3日に1度軽いイライラがある程度にまで回復しました。

現代病名:イライラ

出典出典:「漢方LIFE」 発行所:DeAGOSTINI(2005) 担当医師アドバイス

4〈再び月経が起こり、気力も回復〉

治例図

食品会社に勤めるTさん(52歳・女性)は、月経が止まって数ヵ月が過ぎていました。
気分は落ち着かず、イライラして、生きるのも苦痛という、そんな状態が続いていたそうです。次第にやる気が失せ、仕事にも行かなくなってしまいました。初めてS病院に来たのは知り合いの紹介でした。以前友人がお世話になったということで、漢方薬を処方してくれる婦人科系の病院を選んだようです。
医者がTさんの症状をみると、目はつり上がり(怒っているような雰囲気)、手足は冷たく、のぼせがありました。そこで、加味逍遙散甘麦大棗湯の2つが処方されることになったのです。
毎日欠かさず1ヵ月間、両処方を飲み続けたところ、気力が回復し仕事に行けるようになりました。
2ヵ月もすると、今度は体から冷えが取れ、月経が再び来たそうです。これは、漢方薬を飲んだことで、一度止まったと思われていた月経が再び起こり、体にたまった汚いものを全て洗い流してくれたのです。それ以降、気分は明るくなり、今まで以上に活発な生活を送っているそうです。

現代病名:更年期障害

出典出典:「漢方LIFE」 発行所:DeAGOSTINI(2005) 担当医師アドバイス

5〈1ヵ月で不快な症状がすっかり消失〉

治例図

専業主婦のS子さん(49歳)は、最近、生理が不順で途絶えがちになるとともに、イライラすることが多くなり、それまでほとんど起こることのなかった肩こりをはじめ、頭重感、めまい、不眠、動悸、食欲不振、全身のだるさなど、いろいろな症状が入れ代わり現れるようになりました。
更年期のつらさは、母親から聞いて知っているつもりでしたが、自分の身に降りかかって初めて、実感として分かったのです。
子どもの学校の心配事や、町内のもめごとが重なったこともあって、精神的にも参っていたのですが、漢方薬の加味逍遙散を飲み始めると、不快な症状が徐々に消え、イライラすることがすっかりなくなりました。S子さんは、1ヵ月ほどで元気を取り戻しました。

現代病名:更年期障害

6〈心因性蕁麻疹(じんましん)も漢方薬で改善〉

治例図

Wさん(35歳・女性)は、毎週月曜の朝、蕁麻疹(じんましん)に悩まされるという日々を送っていました。漢方を扱う医師に相談すると、Wさんが日ごろから抱えてい る職場のストレスが原因と診断されました。体カも落ちて冷えがあるWさんに処方されたのは、気と血の異常を改善する加味逍遙散でした。
この薬を服用して2週間後、Wさんは体調がよくなり、精神的にも落ち着いて、蕁麻疹(じんましん)の症状も薬を飲む必要がない ほど改善しました。やがてWさんはストレスの元だった仕事を辞め、蕁麻疹(じんましん)とも完全に縁が切れたということです。

現代病名:蕁麻疹(じんましん)

出典出典:「漢方LIFE」 発行所:DeAGOSTINI(2005) 担当医師アドバイス

7〈1ヵ月で不快な症状がすっかり消失〉

治例図

専業主婦のS子さん(49歳)は、最近、生理が不順で途絶えがちになるとともに、イライラすることが多くなり、それまでほとんど起こることのなかった肩こりをはじめ、頭重感、めまい、不眠、動悸、食欲不振、全身のだるさなど、いろいろな症状が入れ代わり現れるようになりました。
更年期のつらさは、母親から聞いて知っているつもりでしたが、自分の身に降りかかって初めて、実感として分かったのです。
子どもの学校の心配事や、町内のもめごとが重なったこともあって、精神的にも参っていたのですが、漢方薬の加味逍遥散を飲み始めると、不快な症状が徐々に消え、イライラすることがすっかりなくなりました。S子さんは、1ヵ月ほどで元気を取り戻しました。

現代病名:更年期障害

出典出典:「漢方LIFE」 発行所:DeAGOSTINI(2005) 担当医師アドバイス

8〈更年期障害とともに高脂血症も改善〉

治例図

主婦のAさん(53歳)は、3~4年ほど前から更年期障害特有ののぼせや発汗などの症状に悩まされていました。また、コレステロールの値が280㎎'血と高く、高脂血症が指摘されていました。

そこで、Aさんは友人に紹介された漢方クリニックを訪れました。そして、やせ型で腹カが弱く、右下腹部に抵抗や圧痛、不快症状などがあることから、加味逍遥散が処方されることになったのです。

服用後2週間でのぼせや発汗などの症状が軽減する効果が現れました。その後は、発汗は完全に消えないものの、のぼせはかなり改善されました。

そして、半年後の血液検査では、コレステロール値が220mg/dlまで下がっていたそうです。

現代病名:高脂血症

9〈加味逍遙散で動悸が改善〉

治例図

53歳になるMさん(女性)は1年前に閉経し、更年期を迎えて不定愁訴に悩まされるようになりました。家庭内では姑の介護、子どもの独立と気に病むことが多く、気持ちが落ち着きません。そのうちに、不安が高まると、のぼせと激しい動悸が襲ってくるようになりました。

連日、動悸に悩まされ、今にも発作を起こしそうだと思ったMさんは、あわててかかりつけの漢方研究医を訪ねたのです。そこで加味逍遙散を処方されました。

のぼせや心臓の辺りの動悸を改善し、ストレスからくる自律神経失調症を治す処方です。

生活環境は変わらないものの、この漢方薬を服用していると、のぼせることがなくなり、気分も落ち着いて、緊張のし過ぎやイライラもなくなりました。

そして3ヵ月後にはすっかり動悸が治まり、ほっとしているMさんです。

現代病名:狭心症

10〈めまいの原因は鬱病ではなく冷えだった〉

治例図

やせ型のR子さん(32歳)が初めて漢方を扱う医師のもとを訪れたときは、両脇を姉と夫に支えられなければ立っていられない状態でした。

R子さんは、お産の後、激しいめまいに襲われ、その後もめまいが続いて1年たってもなくならなかったそうです。

その間、めまい外来をはじめ、内科、婦人科、心療内科とドクターショッピングを続け、最終的に鬱病と診断され、抗鬱剤を投与されました。

しかし症状は一向に改善されず、それどころか、気分の落ち込みはますますひどくなり、日常生活にも支障を来すほどになったのです。そこで、夫が漢方の本を見て「これしかない」と、漢方を取り入れている医師のところに連れて行ったのです。

漢方の診察で、R子さんのめまいは、8月に冷房を強く効かせた部屋でお産をしたため、全身に冷えがたまったことが原因と診断されました。この冷えにより、水が頭にのぼって滞り、めまいを起こしていたのです。

この診断に基づき、冷えを解消し、めまいを抑える加味逍遥散と、動悸を抑える桂枝加竜骨牡蛎湯が処方されました。

そして、「あなたは鬱病ではありません」という医師の一言に、R子さんはその場で少し元気になり、何と帰りは自分1人で歩いたそうです。

漢方薬を飲み続けた結果、症状は2週間で治まり、1年ほどでR子さんはすっかり元気になりました。

現代病名:自律神経失調症

10〈強いうつ症状が加味逍遙散と真武湯で完治〉

治例図

初冬のある日、Fさん(35歳・女性)が「毎月、月経が近づくとうつ状態になってしまい、仕事に悪影響がある」と漢方の専門医のもとを訪ねてきました。実は、Fさんは20代後半から月経前症候群と診断されホルモン療法を受けていましたが、一向に改善されなかったため戸惑いを感じていたのです。

そんなとき、漢方薬で体調がよくなったという同僚にこの医院を紹介され、来院したのでした。精神的症状が強くて手足が冷えやすいというFさんには、気のめぐりを改善して精神安定を図る加味逍遙散と、体を温めて冷えを取る真武湯が処方されました。

服用して1ヵ月後の月経前の時期には、本調子ではないものの会社を欠勤せずに過ごせました。手ごたえを感じたFさんが冷え対策にも積極的に取り組むようになると、ひと月ごとに症状が緩和されていきました。そして、2年目の夏を迎えるころには、薬の服用をうっかり忘れてしまうほど症状が改善されていたのです。

3年以上たった現在でも、Fさんは体調維持と再発予防のために漢方薬を飲み続けています。

現代病名:月経前症候群

出典出典:「漢方LIFE」 発行所:DeAGOSTINI(2005) 担当医師アドバイス

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