ここに記述した文書は、すべて医師または薬剤師の漢方薬処方箋解説です。医薬品購入使用者の口コミ情報ではありません。
【葛根加朮附湯の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤をお奨めします。
会社員のTさん(52歳・男性)は、自家用車で帰宅途中、対抗車に時速30キロで追突されてしまいました。
漢方を扱う整形外科を受診したところ、首と両わきに痛みがあることから、検査の結果、むち打ち症と診断されました。
Tさんは、がっちりした体格の実証タイプで、事故にあってからすぐの急性期だったこともあって、葛根加朮附湯と桂枝茯苓丸の合方を処方されました。
気と血の流れを阻害しない方がよいという判断からカラーは装着しませんでしたが、漢方薬を服用して2週間ほどで症状は治まりました。
現代病名:むち打ち症