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ツムラ 葛根湯加川芎辛夷 エキス顆粒(医療用)の 医師の処方解説(漢方体験談)

鼻づまり、畜膿、慢性鼻炎など、鼻疾患を治療する漢方の良薬

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ツムラ 葛根湯加川芎辛夷 エキス顆粒(医療用)
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医師・薬剤師  医師・薬剤師の処方箋解説

ここに記述した文書は、すべて医師または薬剤師の漢方薬処方箋解説です。医薬品購入使用者の口コミ情報ではありません。

【葛根湯加川芎辛夷の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤をお奨めします。

1〈急性蓄膿症〉

治例図

小6の男児。
昨秋2回目のインフルエンザ予防注射をしてから40度の発熱があり2日間、学校を休んだ。医師にかかり解熱したが、その後に鼻がつまるようになって、下を向くと前額部が痛くなるのが主訴である。いつも小児用のアスピリン製剤を常用して頭痛をおさえているという。
現在、顔色はあまりよくないが、熱はないし食欲もある。鼻血が出る傾向なので体育は見学しているとのことである。耳鼻科でX線などによって急性蓄膿症という診断を受けている。
既往症としては、小4の時、仮性近視や登校拒否などがあり、有名な漢方医にかかったことがある。身長は153㎝、体重は47㎏。問診してみると、後頭部ぼんのくぼあたりをもむと気持ちが良いという。首すじのこりや肩こりがある。便通は1日1回きちんとある。食物は酢の物が好きでよく欲しがると母親はいっている。そこで、葛根湯加川キュウ辛夷を15日分与えて様子をみたところ、頭痛、肩こりなどの症状が改善されてアスピリンが不要となり、耳鼻科で検査の結果、急性蓄膿症が治っているといわれたと喜んで報告にみえた。

弁証論治 風寒(表寒)証  

現代病名:急性蓄膿症

2〈手術でも治らなかった蓄膿症が漢方で治った〉

治例図

Kさん(45歳・男性)は1年ほど前、アレルギー性鼻炎から移行した蓄膿症の手術を受けました。しかし、術後も症状はあまり改善されず、季節や体調によっては相変わらず鼻水・鼻づまりに悩まされる日々を送っていました。そんなKさんが漢方薬に興味をもったのは、自然なことだったかもしれません。

漢方を扱う医師を訪れたKさんの症状は、蓄膿症による鼻水・鼻づまりのほか、のぼせとひどい頭痛、肩こりでした。体力がわりとあるKさんには、葛根湯加川芎辛夷が処方されました。

Kさんは漢方薬を服用しながら、友人に勧められた鼻洗浄にも挑戦しました。その効果もあってか、1ヵ月を過ぎたころには鼻づまりが解消され、頭痛もずいぶん軽くなってきました。引き続き漢方の服用を続け、3ヵ月後にはついに完治したそうです。

現在では、かぜをひいたときに葛根湯を飲むようにして、鼻の症状が悪化しないように心がけているそうです。

弁証論治 風寒(表寒)証  

現代病名:蓄膿症

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